世界のエネルギー事情
2022年ウとロの争いでヨーロッパのエネルギー事情は過去最悪という記事を最近読みました。
特にヨーロッパ諸国は大半をガスに頼っている国が多く、ロシア製ガスが供給されないと死活問題になっているらしい。
この2022年の冬は危機的状況らしい。
危機的状況の大前提として、ヨーロッパが推し進める脱炭素政策でノルドストリームの共有停止、海底パイプ爆破など様々なトラブル勃発していてウとロの影響かと思いきや、陰で工作しているのはアと納豆が手引きしているらしい。知らんけど。
日本のエネルギー事情
日本のエネルギーの比率ってご存知ですか?
エネルギー=発電ということになるんですが、ググるとすぐ出てきます。
- 天然ガス37.1%
- 石炭31.9%
- 石油等6.8%
- 水力7.8%
- 水力以外の再生可能エネルギー10.3%
このデータは2019年の結果なので、原発再稼働できていないデータになりますね。
陰謀論、都市伝説界隈の話をする前に先に前提のデータを示しておきます。
日本の各エネルギー輸入元(原料)
現状、日本のエネルギー原料はほとんど海外からの輸入に頼っています。
水力や風力、太陽光は一部の地域で役立っているものの、局所的というか限定的です。
ソーラーパネル利権についてはまた別に記事で紹介します。
天然ガス
天然ガスはオーストラリア、カタール、マレーシアから輸入されています。
石炭
オーストラリア(約6割)、インドネシア(約2割)、ロシア、カナダ
石油
サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、クウェート、イラク、オマーン
各国のエネルギーの特色
エネルギーに関する主要各国の特色を見てみました。
アメリカ
シェールガス、シェールオイル生産でほぼ全てのガス・石油需要を自給
イギリス
北海油田の石油や風力発電・原子力の拡大により高い自給率
フランス
電源構成に占める原子力発電の割合は高いものの、その他の資源は輸入 に依存
ドイツ
高い再エネ普及、石炭の国内生産、原子力発電の利用から一定の自給率
日本
化石資源をほぼ全て海外に依存、再エネの利用は拡大も原子力発電の利 用が進まず、極めて低い自給率です。
各種ソースはこちらです。
経済産業省:https://www.meti.go.jp
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/pdf/024_03_00.pdf
日本貿易復興機構(JETRO):https://www.jetro.go.jp/biznews/
実は日本はエネルギー大国
あまり知られていませんが、日本はエネルギー資源で溢れています。
ですが、エネルギー資源があっても使えません。
なぜなら敗戦国であるためです。
地熱発電
日本は火山国なので地熱を利用した発電ができます。
民間レベルでは研究されてますし、実用化も目の前ですが、
国としては動けないようです。
なぜなら・・・
ガス油田
日本海側に隠れたガス油田があります。
でも掘れません。
なぜなら・・・
ハイドロメンタン
日本近海の海の底にはメタンガスの結晶したものが沢山あります。
国としても動いていますが、まだ実用化に至っていません。
ハイドロメタンは近い将来商用化されるようですが、まだ少し時間がかかりそうですね。
波力発電
色んな実験はされていますが、風力、ソーラーのレベルで一部の地域向けにしか発電できないようなので、ちょっとまだパンチの弱い発電ですね。
まとめ
いくつかの資源があるとされる日本ですが、あまり大ぴらな活動ができません。
他にも水素発電や核融合発電など資源ではないエネルギーを得る方法があります。
ですが、これらの活動は研究はできても実用はできません。
なぜなら日本は米国の俗国なので、日本はエネルギーを諸外国から購入しなければなりません。
戦後賠償の影響はでかい。